2025年１２月2日(火) 国際局【チェコ共和国大使館のマルチン・クルチャル大使会談】

12月2日、チェコ大使館のマルチン・クルチャル大使が議員会館を訪れ、藤田文武共同代表、杉本和巳国際局長、阿部司衆議院議員と会談しました。 会談では、両国の経済、安全保障、移民政策、国際情勢など、多岐にわたるテーマについて意見交換が行われました。
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I. 安全保障
阿部司衆議院議員から、ロシアなどから受けているサイバー攻撃の対応について質問があり、大使は「私たちはインド太平洋のサイバー攻撃対策を重視しており、日本では中国・北朝鮮を脅威と見ています。自民党と日本維新の会の連立合意にも注目し、防衛分野での協力拡大に期待しています。三文書や第三国向け支援でも連携の可能性があります。ウクライナ戦争の長期化で防衛装備協力の重要性は増しており、円安は輸出面で追い風です。すでに日・チェコ企業間で防衛装備協力が進んでいます。」と述べました。
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II. 移民問題
藤田共同代表は、日本の移民受け入れの現状（人口比3％）や国民の不安感に触れ、ヨーロッパの事例も参考にしつつ、社会の受け入れ体制の整備が必要であるとの考察を示しました。 これに対し、大使は、「チェコでは労働力不足を補う形で移民・避難民を受け入れており、特にウクライナ避難民が多数を占めています。ただし、統合には課題もあり、社会的分断や不安を生む可能性がある点には注意が必要です。」とチェコの現状と課題を説明しました。 日本維新の会は、世界の平和と安定、日本の国益に資する政策の提言と実現に今後も努めてまいります。