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2025年11月18日(火) 国際局【ハドソン研究所の勉強会・ヒアリング】
- 2025.11.18
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2025年11月18日(火) 国際局【ハドソン研究所の勉強会・ヒアリング】
11月18日、米国・ハドソン研究所のケネス・R・ワインシュタイン博士を議員会館にお招きし、斎藤 アレックス政調会長、杉本 和巳局長らと勉強会を実施しました。また、前原顧問との会談の場を設け、ヒアリングを行いました。
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I. 勉強会・ヒアリングの趣旨
本会議は、トランプ政権に関係を持つアメリカの政策専門家であるケネス・R・ワインシュタイン氏と日本維新の会メンバーの間で行われました。会議はトランプ大統領の日本訪問直後に開催され、日米関係、トランプ政権の動向、米中関係、そして特に台湾をめぐる地域安全保障の課題に焦点が当てられました。
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II. 自民・維新の連立について
ケネス氏は、自民党と維新による連立について、地政学上の課題となっている中国、ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮の核開発といった増大する脅威に対し、日本の安全保障政策をより大胆に検討する「アクセル役」として期待していると述べました。
また、斎藤政調会長からは社会保障改革に関する問題提起があり、両国における医薬品費用、病院の効率性、医療教育改革などの論点が共有されました。さらに、ケネス氏からは、アメリカの病院において人工知能を活用することで入院期間の短縮や病床利用率の改善が図られている例が紹介されました。
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III. トランプ政権の政策について
ケネス氏は、第1期トランプ政権では現行の政治体制を維持し、急激な変化を避ける体制派が一定程度含まれていたが、第2期トランプ政権では第1期で主要ポストを担っていたメンバーが入れ替わり、アメリカの世界的影響力の縮小を主張するイデオロギーがより強まる可能性があると指摘しました。また台湾をめぐっては、今後、米国と日本の間に分断を生じさせようとする動きが見られる可能性に言及し、日米関係を良好に維持することが、台湾およびインド太平洋地域の安全保障に関して大胆な提案を行う上で極めて重要であると強調しました。引き続き、日本維新の会は各国のシンクタンク等からのヒアリングを行い、その成果を今後の政策に活かしてまいります。



