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2025年10月30日(木)国際局【カザフスタン大使館のバウダルベック・コジャタエフ大使と面談】
- 2025.10.30
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2025年10月30日(木) 国際局【カザフスタン大使館のバウダルベック・コジャタエフ大使と面談】
カザフスタン大使館のバウダルベック・コジャタエフ大使、杉本和巳国際局長、市村浩一郎衆議院議員、伊東信久衆議院議員による面談が、議員会館にて行われました。
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I.日本とカザフスタンの関係
日本政府による支援や日本企業によるカザフスタンでの事業展開について意見交換が行われました。特に、石油・ガス開発やウラン開発分野における協力関係が強調され、大使からは「日本はカザフスタンにとって第8位の投資国である」との発言がありました。
また、カザフスタンの資源開発分野における中国企業の積極的な参入状況について説明があり、中国政府が企業リスクを補償する体制を整えているため、中国企業が積極的に進出できている現状について言及されました。一方で、日本企業は政府保証がない場合には参入が難しい状況にあることが指摘されました。大使からは、「カザフスタンはすでにODAの対象国を卒業しましたが、今後はぜひ日本企業に積極的に進出してほしい」との要望が示されました。
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II.資源外交と今後の展望
杉本国際局長からは、高市総理が国会質疑にて「領土・領海・領空・資源を守る」と発言した点が注目されていることが紹介され、今後の資源外交の展開について意見交換が行われました。
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III.継続的な関係構築
万博では、カザフスタン館において最新技術が展示され、展示デザイン部門で金賞を受賞しました。特に、ドナー臓器を24時間以上保存可能とする装置「ALEM(Astana Life Ex-situ Machine)」が注目されました。また、AIやデジタル技術の発展にも力を入れており、今年7月にはアジアで初めてNVIDIA社のH200スーパーコンピューターを導入したことが報告されました。コジャタエフ大使は、日本の先進技術の導入や直接投資の拡大を通じて、経済分野を中心に両国の関係強化に努めていきたいと述べました。会談は今後の二国間関係の発展に向けた前向きな内容となり、終始和やかな雰囲気の中で行われました。





 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
         
         
        
