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2025年9月30日(火)【国際局】【ザンビア大使館のトバイアス・ムリンビカ大使と面談】

2025.09.30
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2025年9月30日(火)【国際局】【ザンビア大使館のトバイアス・ムリンビカ大使と面談】

2025年9月30日 国際局【ザンビア大使館のトバイアス・ムリンビカ大使と面談】

ザンビアのトバイアス・ムリンビカ特命全権大使が国会を訪問され、市村衆議院議員および金子参議院議員と会談いたしました。会談では、TICAD(アフリカ開発会議)をはじめ、経済協力、防衛・安全保障、教育分野での協力や2025年の大阪・関西万博に関する意見交換が行われました。
I. 地域の安全保障と持続可能な発展
ムリンビカ大使は、「ザンビアは、防衛分野における技術力の向上と人材育成の強化を重要課題としており、日本との協力関係の深化に大きな期待を寄せています」と述べられました。これを受けて、金子参議院議員は「日本が有する高度な航空・海洋技術、防衛通信、情報分野のノウハウは、ザンビアにとって極めて価値のある支援となる可能性があるのではないか」と指摘しました。これに対し、大使も同意の意を示し、これらの技術を学ぶことで、防衛体制の整備や災害対策能力の向上につなげていきたいとの考えを示されました。
また、大使は、日本が2024年にフィリピンへ巡視船を供与した事例を取り上げ、地域の平和と安定に寄与する協力モデルとして高く評価され、ザンビアとの間でも、将来的に同様の取り組みが実現する可能性があるとの見解が示されました。大使は、装備の提供にとどまらず、人材育成や技術移転を含む包括的な協力を通じて、地域の安全保障と持続可能な発展に尽力していきたいとの意向を示されました。

II. 日本の教育制度の導入
日本は、ザンビアの公立学校に対して、より良い学習環境を提供するための支援を行ってきました。ムリンビカ大使は、「日本の教育制度、特に学校給食や"食育"の取り組みは、中央アジアやアフリカ諸国でも注目されています。オンライン教育やICTを活用した新しい学習形態についても、日本の経験を共有していただきたい」と述べました。また、学校給食を教育プロセスの一部として位置づけることは、子どもたちの健康増進や学力向上にも寄与するとの認識が示されました。今後、文化交流や人材育成など、幅広い分野での協力を推進していくことを、双方で確認しました。

III. 今後の関係構築に向けて
会談は終始、穏やかな雰囲気の中で行われ、今後も対話と多角的な協力を継続していく方針が確認されました。

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