2024年3月8日（金）にダイバーシティ推進局の勉強会を開催いたしました。テーマは夫婦別姓、ジェンダー平等、男女の賃金格差です。

立教大学の首藤若菜教授をお招きし、お話をしていただきました。
ご自身の経験を踏まえた事実婚・選択的夫婦別姓の話題では、旧姓を使うことが普段の生活で支障なく行えるような社会になってほしいという点が挙げられました。また、ご自身の専門分野である女性労働や労使関係の観点から、ケア労働などのように女性が就く仕事が偏っていることへの指摘や、子育てなどをしていく上では男性も含め労働時間が長いことがネックであり、雇用と所得が安定した柔軟な働き方が受け入れられる制度設計が進むことが重要だといったお話もありました。

後半の質疑応答では国会議員・地方議員問わず、また現地参加・オンライン参加問わず多数の手があがるほど大変盛況な会となりました。

日本のジェンダーギャップ指数は146か国中125位と低い結果であり、特に政治分野及び経済分野が課題であるからこそ、ダイバーシティ推進局では政党内におけるジェンダーギャップの解消にも取り組みます。

今後も様々な方をお招きした勉強会を重ね、知見を広げていきたいと思います。