Activities
活動情報
ニュース
松井一郎代表による「戦没者を追悼し平和を祈念する日」について談話発表のお知らせ
- 2021.08.15
- 声明
「戦没者を追悼し平和を祈念する日」談話
「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に際し、先の大戦で亡くなった方々をはじめ、祖国のために殉じた全ての戦没者に対し哀悼の意を表し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
終戦から三四半世紀を超える76年が経ち、ややもすると戦争の記憶も薄れつつあります。折しも、東京では2度目の「平和の祭典」オリンピックが原則無観客ながら開催され、私たちは画面越しに届けられるアスリートたちの躍動に感動し勇気づけられています。今月24日にはパラリンピックの開幕も迎えます。こうした平和の祭典が得も言えぬ先人たちの尊き犠牲の上に成り立っていることは片時も忘れてはなりません。戦争の悲惨さと、それ故の平和の尊さを後世に脈々と伝えてゆくことは私たちの責務でもあります。
しかるに昨今の世界情勢を概観しますと、我が国の周辺においても軍拡路線をひた走る中国や北朝鮮の動向などを受け、安全保障環境は一層厳しさを増しています。あすの地域の平和と安定への展望は不透明感を拭えません。
日本維新の会は引き続き、自由、民主主義、人権尊重、法の支配という普遍的価値観を共有する国・地域と力を合わせ、国際緊張の緩和に努めるとともに、現実に即した外交・安全保障政策を展開し、一片の曇りもなき世界平和の実現、維持に全力を傾注してまいります。併せて、憲法9条の在り方につきましても背を向けることなく、国民の声に真摯に耳を傾け、慎重に検討していく所存です。
令和3年8月15日
日本維新の会
代表 松井一郎