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変わらない日本を変えたい

2021/7/21

葛飾柴又で開業医として30年地域医療に携わっております。子供を持つ女性の職場環境が30年前とほとんど変わっていない現場を診療の中で実感する毎日です。
2年前、医学部入学試験で女子受験生の合格率を3割以下にするため女子受験生の点数を減点していた問題。これは現在の日本における女性の立場の困難さを如実に表しています。そしてコロナ禍で真っ先に失業したのが非正規雇用の女性です。

出産、子育てをしていく過程でどうしても発生する産休、育児休暇の問題。仕事は継続したいが、休んでいる間の穴埋めを誰がするか、復帰した際、それまでと同様に働けるか、そして職場の同僚の負担も大きくなります。
また核家族となっている今、女性だけでなく、男性にとっても負担が大きくなる子育てです。育休を男性がとっても、受け入れられる社会の構築が重要です。
子供は宝です。社会全体が子供の誕生を祝福できるよう、人を大切にする日本にしていきたいと思います。それが少子化対策の基本です。
人でなければできない大切な仕事である介護士さん、保育士さんの立場ももっと高める必要があります。人が育つ時、人が死ぬ時、寄り添う仕事だからです。
「女性だからと点数を減らされるような社会であってはならない。」当たり前のことですが、その当たり前が今の日本社会ではまだ実現されていないことが減点問題とコロナ禍で浮き彫りになりました。
男性でも女性でも障害を持った人でも、等しくチャンスを与えられるような社会でなければならないと考えます。

作成者:衆議院支部長
いのくち 幸子 支部長

いのくち 幸子