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お陰様という言葉について
2021/2/10

よく良いことがあった時に、お陰様でという言葉を使います。このお陰様でという言葉の由来を、一時期真言宗の全国のトップをしていた叔父(故人)から聞いて感動したことがありました。お陰様という言葉を見ますと、「お」、「様」という尊敬語で囲まれていますが、真ん中の陰とは、仏法では尊いもの(あるいはお釈迦様)という意味だそうです。例えば御蔭(御陰みかげ)とは天皇あるいは天皇のお写真のことですし、三歩下がって師の蔭(あるいは影)踏まずとか、影(陰)を慕いてとか申します。
つまり、人間の存在とは、自分ひとりの力で生きているのではなく、そういった尊いものに見守られて生きている。そういった意味でも、一生懸命頑張って生きていかねばならいない。そして一生懸命生きていれば必ず良いことがある。良いことがあった際には、謙虚になって、「自分ひとりの力で成功したのではなく、尊いものが見守ってくれたから成功したのだ」と自分に言い聞かせる言葉が、「お蔭様で」という言葉だそうです。そして、その一番身近な尊いものの存在が、「親」や「家族」、「友人」や「恩師」、あるいは自分を応援してくれた人達だそうです。いつもこの叔父からの言葉を思い出しながら頑張っている毎日です。
