代表挨拶
新年あけましておめでとうございます。日頃より日本維新の会の活動に温かいご支援とご理解を賜り、心より御礼申し上げます。
昨年は、大阪・関西万博の開催に向け、地域の皆様、関係者の皆様、そして全国の皆様に多大なるご協力をいただきました。改めて深く感謝申し上げます。万博は、世界に向けて日本の魅力を示す場であると同時に、次の時代の暮らし方を形にする「実験の場」でもあります。そこで得られた知恵や最新技術、運営の工夫を、その場限りの思い出で終わらせず、移動、防災、医療・介護、エネルギー、行政の手続など、日常の仕組みとして社会に実装し、全国の皆様の暮らしに役立つ形へとつなげていくことが、私たちの責任です。
同時に、いま日本に必要なのは、停滞から抜け出す確かな経済成長です。賃金が伸び、挑戦する人が報われ、若い世代が将来に希望を持てる国へ。成長の土台は、民間が力を発揮できる環境づくりにあります。無駄な規制や古い慣行を改め、投資と革新が回る仕組みを整え、中小企業を含めた生産性向上を後押しし、地域経済を強くしていく。これが生活の実感につながる成長への道だと考えています。
しかし、成長を語る前に、政治がまず身を正さなければなりません。私たちは「議員定数削減」を政治改革の中心に据え、国民の負担で成り立つ政治の無駄を削り、政策の質と結果で信頼に応える政治へ変えていきます。口先だけの改革ではなく、数を減らし、仕組みを変え、税金の使い道を改める。その覚悟を貫きます。
そして、現役世代の暮らしを直撃している最大の重荷が、社会保険料の負担です。将来不安が広がる一方で負担だけが増え続けるなら、働く意欲も、家計の余力も、企業の活力も削がれてしまいます。日本維新の会は、社会保障を守るためにこそ改革が必要だという立場から、給付と負担の見直し、制度の重なりや非効率の解消、予防やデータ活用による医療・介護の質向上など、現実的な改善を積み重ね、社会保険料を下げる改革を進めます。「将来のために我慢する」だけの政治から、「将来のために仕組みを変える」政治へ転換してまいります。
さらに、国のかたちそのものを強くするために、副首都構想を前に進めます。ひとつの都市に機能が集中する脆さを改め、危機に強い統治をつくり、地域がそれぞれの力を発揮できる分散型の国へ。大阪・関西で培ってきた改革の経験を、全国に広げていく決意です。
本年も、結果でお応えする政治を徹底し、日本を前へ進めてまいります。皆様にとって希望に満ちた一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
日本維新の会 代表
吉村 洋文